年賀状の文例総まとめ 上司には?親戚には?友人には?
2016/11/13
毎年来るお正月。お正月に向けて準備しないといけないのが年賀状。
ご無沙汰している人には健在の証明になります。上司や同僚には潤滑油の働きをします。
それが心がこもっていればなおさら効果抜群です。
毎年同じでは味気ない。そんなあなたに年賀状の文例をまとめました。
上司には?親戚には?友人には?どんな文が最適なのか。
年賀状を書く際の形式も含めまとめました。
是非ご参考にしてください。
目次
・年賀状の文例(相手別)
上司や先輩の場合
形式をある程度守って書きます。賀詞にも注意します。
昨年は温かいご指導のおかげでつつがなく1年の勤めを果たすこと
が出来ました
本年も引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします
御一同様お健やかにめでたくお正月をお過ごしのことと存じます
昨年はいろいろご指導いただきましてありがとうございました
今年も頑張ってまいりますのでご指導のほどよろしくお願いいたし
ます
健やかに新年をお迎えのことと存じます
旧年中は大変お世話になりありがとうございました
不況を克服し今年は明るい年でありたいものです
本年もさらに精進してまいりますのでご指導のほどよろしくお願い
します
親戚の場合
これもある程度形式を守ります。子供や家族の近況の話題が多くなります。
○○に結婚し2人で迎える初めての正月となりました
先日は結婚式にご参列いただき誠にありがとうございました
今後共ご指導のほどよろしくお願いします
新しい年を迎えお健やかにお過ごしのことと存じます
すっかりご無沙汰しております お元気ですか
こちらは家族一同元気に過ごしております
寒さ厳しい折りお風邪など召しませぬようお体くれぐれもご自愛く
ださい
皆様のご繁栄とご健康を心からお祈り申し上げます
我が家は娘が○○に、息子が○○に励んでおります
家族揃って元気な毎日を過ごしております
皆様もお元気で幸多き年になりますようお祈りしております
友人・知人の場合
結構自由に書いて問題ありません。趣味や近況などが主となります。
今年も家族揃って健やかな正月を迎えることが出来ました
昨年との変化は○○です
息子は身長も伸び○cmになりました
今年は飛躍の年にしたいですね
今年もよろしくお願いします
昨年は子供が生まれパパとなりました
仕事では○○で日々忙殺されています
趣味は○○を楽しんでいます
ご無沙汰していますがまた一杯飲みに行きましょう
今年もよろしくお願いします
元気にしていますか
こちらは家族揃って元気に過ごしております
昨年は○○にチャレンジしました
今年は○○に是非チャレンジしたいと思います
皆様も元気で幸多き年になりますように
文例は一部を「その一言に感動する年賀状の達人」(西重義著)より引用しております
・年賀状の構成・組み立ては
年賀状には形式・書式というものがあります。
前文、主文、末文、日付という構成になります。
主文が省略される簡易型もあります。その場合は自筆で一言添えましょう。
形式に特にとらわれることはありませんが基本は覚えておきましょう。
それぞれについて解説します。
前文
賀詞+祈念や賀詞+挨拶or近況で構成されます。
賀詞
「謹賀新年」「恭賀新年」「賀正」「迎春」「頌春」
「あけましておめでとうございます」
「新春のお慶びを申し上げます」
「新年おめでとうございます」
などがあります。
上司や目上の方の場合は1語や2語の賀詞は控えましょう。
省略していることになり失礼に当たります。
祈念、あいさつ、近況
「ご多幸を心からお祈り申し上げます」
「新年をお健やかにお過ごしのことと存じます」
「おかげさまでつつがなく1年を過ごすことができました」
「今年こそ平和な年でありますようお祈り申し上げます」
「皆様のご繁栄とご健康を心からお祈り申し上げます」
「清々しい元旦を迎え心を新たにしております」
などがあります。
主文
家族の近況、祈念
「今年こそ明るい年でありますよう心より願っております」
「新居での初めてのお正月ですがローンの支払いに四苦八苦です」
「我が家は昨年と変わらず元気に過ごしております」
「昨年は○○にチャレンジしました 今年は○○を新たに始めたい
と思っています」
など
末文
「本年もよろしくお願いします」
「今年もご指導のほどよろしくお願いします」
「旧年中はお世話になりました」
など
その他一言自筆で添え書きをする。
日付
以下が一般的になります。
「元旦」「元日」「平成○年元旦」「一月一日」
・まとめ
いろんなパターンの文例を相手別にまとめてみました。
一般的に目上の方ほど形式張った文章になってしまいます。そして友人ほど砕けた文章になります。
それぞれに合った文章で自分なりのユーモアも加えて年賀状作成を楽しみましょう。