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健康

キラーストレスとストレス解消法

この間NHKでキラーストレスという番組を見ました。

今日はストレス解消法について書いてみようと思います。

・キラーストレスとは何か

いくつものストレスが重なる時、例えば睡眠不足、仕事が忙しい、
身内の不幸
などが重なった時に単なるストレスが命をも奪う
キラーストレスに変貌するということです。

その時体の中ではストレス反応の暴走が起こっているとのことです。
また現代は精神的な負担が立て続けにかかりずっとストレスホルモンを
出している状態になっています。

ストレスホルモンで注目されているのがコルチゾールです。
コルチゾールは脳にたどり着き吸収されます。
一定の量を超えて増え続けると脳の一部を破壊することがわかっています。

気がつかないうちになっていることがあるので注意しないといけないですね。
その他にも目の前のことを考えていないマインドワンダリングが増えている
とのことです。

すなわち過去のことを引きずっている状態です。
そういう経験はありませんか。

データでは生活している時間の半分近くで
ストレスを感じやすい状態になっているらしいです。怖いですね。

・そのメカニズムは

1つではどうもないことが複数重なると副腎から分泌されるストレスホルモンが
止めどなく溢れ体の中に大量に蓄積され心拍数増加、血圧上昇が起こります。

それにより大動脈が破裂すれば死に直結します。
さらに自律神経が異常をきたし、心臓発作を引き起こし心不全を起こす流れになります。

・2つの事例

1つ目は
ストレスが遺伝子を変化させることで進行するガンです。

ATF3遺伝子(免疫に関わる遺伝子)という遺伝子があり
乳がん患者のデータでは
ATF3が働いていない患者は85%の生存率
ATF3が働いている患者は45%の生存率

だそうです。

 
ATF3は普段はスイッチが切れた状態で眠っています。
ストレスが増え免疫細胞を刺激するとATF3のスイッチが入ります。
すると免疫細胞はがん細胞への攻撃をやめてしまいガンが進行します。

2つ目は
ストレスが細菌を増殖させることで引き起こす突然死です。

ストレスホルモンがごくありふれた細菌を殺人細菌に変化させ突然死をもたらします。
血管の壁に本来いるはずのない細菌が発見されています。

ストレスホルモンが加わると血液の中の鉄分が切り離されます。
細菌が鉄分を栄養として大増殖し、血管のかべを溶かし出血が起こります。
これが大動脈のような重要な血管で起こるとわずか数十分で死に至ります。

・ストレス対策

6つあります。

1.ストレスの原因を避ける

2.笑う

3.サポートを得る

ここまでは普通の対策です。

近年注目が集まっている効果的な対策が以下3つです。

4.運動(自律神経の興奮が収まる)

脳の延髄で神経細胞が劇的に増加。
運動が脳を変化させることによりストレスホルモンの分泌を減らす。

5.コーピング

ストレスがかかった時にどんな気晴らしをすれば
気分が上がるのかリストアップする。
数多くリストアップする。

ストレスがかかる度に気晴らしを行う

音楽を聴く
本を読む
散歩する
眠る

など

その他例えばこんなことでもOK

鳥の唐揚げでビールを飲む
宝くじが当たると妄想する
猫を撫でる
イチローならどうすると考える

などしょぼいものでもいいからたくさん出すことが大事
その後自分で点数をつけて評価する。
まだ足りなければ別の気晴らしをやる。
こうやって効果があるものに気付いていく。

6.マインドフルネス(いわゆる瞑想)

背筋を伸ばす体をまっすぐに
肩の力を抜く、目を閉じる、顔の力を抜く、
呼吸に注意を向ける。(呼吸の長さをコントロールしない)

雑念にとらわれないように注意。
空気の動きや部屋の広さに注意を向ける。
毎日10分程度

 
できるだけ早く気付いてストレス対策を行うことが肝心ですね。
みなさんも注意してください。
そしてここに書いてある対策を是非やってみてください。

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