格安SIMで通話料を節約! どの方法が安い?
2016/11/16
格安SIMにして通話料をなんとか節約したい。格安SIMにして通話料を安くするにはどうしたらいいのでしょうか。
比較的よく電話をする方にとってスマホでの通話料は非常に高くなります。これを安くするにはどうすればいいのかわからない人も多いと思います。安くする方法はいくらでもあります。
通話を比較的よくする方が格安SIMを選ぶ場合の選び方についてまとめてみました。
(2016年11月16日更新)
目次
・通話時間が月に1時間程度の方
通話は使うけど月に1時間程度だよという方は以下のプランがおすすめになります。
BIGLOBE SIM
BIGLOBE SIMはオプションとして専用アプリ「BIGLOBE でんわ」を使用することにより10円/30秒(一般の半額)で利用できます。ここまでは他社の専用アプリでもあります。
そして通話パック60というものがあります。これは月額650円で月60分まで使用できるというものです。1200円分の通話が650円で利用できるのですから随分お得になります。なんと5.4円/30秒です。
こういうプランは他社にはありません。5分以内なら話し放題というプランはありますが、このプランは1回の時間を気にしなくていいです。
ですので、1時間程度の方にはピッタリのプランです。
通信の方は自分が使う容量のプランを選んでください。
ソフトバンク スマ放題ライト(5分以内かけ放題、データ5G)
1700+300+5000=7000円
BIGLOBE SIM
1600+650=2250円(3G、通話パック60) 差額 4750円
2150+650=2800円(6G、通話パック60) 差額 4200円
LINE Out(旧ライン電話)
LINE Outについての詳細は以下の「もっとたくさん通話する方」の「LINE Out」の項を参照ください。
注意点の項目に抵抗がなければLINE Outを使うほうが安くなります。
DMM mobile
1910+390=2300円(5G、LINE Out30日プラン60分) 差額4700円
・5分以内の通話頻度が多く月に12回以上使う方
上記の通話で60分は5分にすると12回かけられます。5分以内の通話頻度が高い場合で回数が多い場合には5分以内かけ放題プランを選んだほうがお得になります。
5分かけ放題プランを持っている格安SIM業者をあげておきます。
NTT Docomo カケホーダイライト(5分以内かけ放題、データ5G)
1700+300+5000=7000円
楽天モバイル
2150+850=3000円(5G、5分以内かけ放題)差額4000円
OCNモバイルONE
2150+850=3000円(5G、5分以内かけ放題)差額4000円
IIJmio
1600+830=2430円(3G、5分かけ放題、30分家族とかけ放題)差額4570円
2220+830=3050円(6G、5分かけ放題、30分家族とかけ放題)差額3950円
(30分家族とかけ放題は同一mioID間のみ)
(IIJmioは3分かけ放題、10分家族とかけ放題プランもあります)
・もっとたくさん通話する方
とにかく長いことも多いしたくさん通話する場合はかけ放題プランを選ぶ必要がありますが、現在かけ放題プランがあるのはY!mobileのみです。その他にLINE outを使う案とIP電話を使う案があります。
Y!mobile
元々基本料金が高く設定されています。その分300回まで10分以内なら無料というサービスがついています。通話が10分以内で収められる場合ならこれで使用すれば良いと思います。
さらに+1000円するとかけ放題プランとなります。
au カケホ(かけ放題、データ3G)
2700+300+4200=7000円
Y!mobile
3980+1000=4980円(かけ放題、3G)差額2020円
(注)Y!mobileはソフトバンク以外からの移行、2年目以降の料金です。1年目は1000円割引きキャンペーン中。またデータ容量も2年間は倍になります。ソフトバンクからの移行は25ヶ月間+1000円になります。詳しくは公式サイトを御覧ください。
LINE Out(旧LINE電話)
LINEというのをみなさんご存知だと思いますが、LINE同士での通話は通話料無料で使えます。ただIP電話となり通信状況によっては通話が途切れたりすることがあります。
LINE outというのはLINEアプリから普通の電話番号にかけることができるサービスで電話回線を使っています。ですのでIP電話よりも通信状況は良好です。
これを格安SIMとセットで使うことにより通話料金も格安になり、通話をよく使う方にとっては非常にありがたいです。
ただ注意点があります。
Docomo、Softbankの端末には電話番号通知ができない。
前払い制なので事前にチャージする必要がある。
以上のことに抵抗がなければ安く利用できます。
30日プラン、60分の使用(携帯+固定)で390円(6.5円/分)、120分で720円(6円/分)
30日以内に同じプランを追加購入できないため、30日以内に使い切った場合はコールクレジットで追加チャージとなります。
(コールクレジット 携帯14円/分、固定3円/分)
何分話せばY!mobileと同金額になるか?
DMM mobile
1500+3480=4980円(3G、LINE Out30日プラン120分+コールクレジット約197分=約317分)
上記のY!mobileと同じ金額になるには120+197=約317分(5時間17分)使用しないといけないことになります。
この計算はコールクレジット分をすべて携帯にかけた場合ですので実際はもう少し使えると思います。仮に携帯と固定半々の場合は約444分(7時間24分)使えます。
ですので、上記の注意点に抵抗はなく、月の通話時間がおよそ5~7時間までの場合はこちらがお得ということになります。
IP電話を利用する
IP電話を利用する案もあります。
IP電話は回線状況により通話品質が低下する恐れがあります。また発信者番号通知ができません。
以上に抵抗がなければ利用できます。
au カケホ(かけ放題、データ3G)
2700+300+4200=7000円
Nifmo
1600+1300=2900円(3G、かけ放題) 差額4400円
IP電話に抵抗がなければかけ放題では最も安いでしょう。
・LINE Outは注意点が気になる、しかもかけ放題ほど使わないが、1時間には収まらない方
LINE Outは発信者番号通知や事前のチャージが気になるので使いたくない方で、しかもY!mobileのかけ放題にするほど使わないが、1時間以内には収まらない方は、BIGLOBE SIMの通話パック60に超過分を通常の半額10円/30秒で使うしかないでしょう。
BIGLOBE SIM
1600+650=2250円(3G、通話パック60)→Y!mobileかけ放題との差額2730円
約136分(2時間16分)の超過で同金額
上記シュミレーションで通話パック60と合わせ約3時間以内の通話であればかけ放題にせず、BIGLOBE SIMの方がお得ということになります。
・まとめ
通話1時間程度の方
→BIGLOBE SIMの通話パック60かLINE Outと格安SIM併用
5分以内の通話を頻繁に使う方
→5分以内かけ放題プランを持つ格安SIM
たくさんかける方
→Y!mobileのかけ放題かLINE Outと格安SIM併用かIP電話
LINE Outを使いたくない方で通話時間が3時間以内の方
→BIGLOBE SIMの通話パック60+超過分は10円/30秒で使う
以上通話時間によっていろいろ選択肢がありますが、いずれにしても月に2000円~4700円程度節約になりますので早めにご検討くださいね。