猫の飼い方 初めて飼うために知っておきたいこと
2016/11/13
うちは猫を2匹飼っています。
3年ほど前ですかね。
道端でダンボール箱に入っていた猫を保護しました。
最初は里親募集に出していたんですが、情が移って飼うことになりました。
最近は猫ブームで猫の画像や動画が大人気ですね。
で、猫を飼いたいとか思ったこともあるでしょう。
はじめて猫を飼う時どうしたらいいのかわかりませんよね。
私も困りました。いろいろ調べ、そして経験しました。
猫を飼うのにかかる費用や注意点をまとめてみました。
飼う前から必ずずっと世話をし続けることを決めてから飼わないと、
飼ったはいいものの想像とは違ったということになりかねません。
そのためにも飼う前に事前に知っておいて下さいね。
・猫を飼うにはどこに行けばいいの
里親募集しているところから引き取る
いろんな団体や個人が保護した猫の里親を募集しています。
そこから引き取るというのが現実的ですね。
いろいろあるのでお気に入りの猫を見つけましょう。
保健所で殺処分になる前の猫を引き取って募集している
団体もあります。
引き取れば1匹の猫が助かります。
基本無料です。
不妊手術済みの場合は手術費用を負担しなければならない場合もあります。
ペットショップで購入する
雑種ではなく血統書付きの猫が飼いたい場合はペットショップでの
購入になります。
値段はいろいろですが数万円~数十万はかかります。
道端で保護する
これはうちのパターンです。
たまたま道端に捨てられていた猫を保護することがきっかけです。
まあこれは遭遇しなければならないので計画的ではないですね。
まあ運命のようなものを感じるのですが。
あまりないパターンかと。
・猫を飼う時にかかる費用
最初にかかる費用(1匹あたり)
不妊手術費用
道端で保護した場合はまずペット病院に連れて行かないといけません。
何か健康的に問題がないか調べてもらうためです。
そして次に子猫の場合(もしくは避妊、去勢されていない猫の場合)
は不妊手術をしてもらわないといけません。
費用は約2万円ほどかかります。
猫はほおっておくと年に4回程度子供を産みます。
なので不妊手術をしておかないとどんどん増えます。
そしていつのまにやら猫屋敷になってしまいます。
そして面倒見きれずに捨てることになりかねません。
このことが大問題になり、殺処分される猫が増えています。
ですから必ずするようにします。
ノミの駆除費用
外で保護した猫はノミがついている確率が高いです。
必要ならノミ取りの薬を処方してもらいます。
千円ちょっとです。
ワクチンの接種
3種混合ワクチンというのがあります。
感染症にかからないようにするためのものです。
やるなら年1回5千円程度必要です。
生後2ヶ月後に打つことが多いです。2回目はその1ヶ月後、3回目は
その1年後。その後は1年1回です。(3年周期のところもあります)
最初はやってもその後続けるかは飼い主の考え方次第です。
(例:インフルエンザのワクチンを打つ人もいれば打たない人もいるように)
猫トイレ
必ず設置しないといけないものですね。
2つあったほうがいいので、1000円~2000円x2です。
餌入れ、水入れ
必ず必要ですね。数百円です。
遊び道具(ボール、猫じゃらしなど)
これはある程度の種類があればいいですが、猫も遊んでやらないとストレスがかかります。
数百円~です。
猫タワー
猫は高いところが好きです。ですので高いところに登れるものがあったほうがいいです。
猫タワーは運動不足解消にもなります。
5000円~15000円です。
ベッド
猫は好きなところで好きなように寝ますが
猫ベッドはあったほうがいいですね。
必ずしもそこで寝るわけではないですが
お気に入りの場所の1つとして。
ピンきりで1000円~10000円です。
キャリーケース
猫も病気になることがあります。
病院に連れて行くにはキャリーケースが必要です。
5000円程度です。
日常的にかかる費用(1匹あたり)
猫砂代
トイレを設置したら猫砂を入れますが、その猫砂は定期的に交換が必要です。
500円~800円/月です。
餌代
猫缶やカリカリなどの餌代がかかります。猫缶1とカリカリで4000円/月程度です。
つめみがき
猫は爪を磨くところがないとストレスがかかります。必須ですね。数百円程度です。
数ヶ月に1回の交換です。
・知っておきたい注意点
家の中がぐちゃぐちゃになります
猫はとにかく家の中を走り回ります。
そしてどこでもガリガリします。
なので家の中がぐちゃぐちゃになるのは覚悟してください。
壁や床、障子などはある程度傷つきます。
またおしりから臭いものを撒き散らすことがあるので
壁が汚れたりします。
覚悟しましょう。
夜中にうるさい
猫は夜行性です。
なので特に夜中に暴れだします。
特に若い猫は。
寝不足になるので覚悟しましょう。
子猫を飼う時は手間がかかる
子猫から飼う場合は手間がかかります。
まず自分でごはんを食べれませんので
ミルクをやる必要があります。
そして離乳食に移行します。
排便も自分で出来ないことがあります。
肛門を刺激したり手伝ってやる必要も出てきます。
よく吐きます
猫は猫草を食べた時など吐くことがあります。
猫は毛づくろいをするので毛も一緒に飲み込んでしまいます。
なのでその毛を出すために猫草などを食べて吐き出すのです。
食事をした後も吐くことが頻繁にあります。
いろんなところに吐くので汚れるのは仕方ないですね。
猫を飼うには以上のことをわかった上で飼いましょう。